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GCL SI、モルディブに海洋浮体式太陽光発電ソリューションを納入 島嶼のエネルギー転換を実現

January 19th, 2026

中国・蘇州、2026年1月19日 /PRニュースワイヤー/ — GCLシステムインテグレーション(GCL SI)は、長年の技術提携先であるOcean Sun社と共同で手掛けた、モルディブ・ソネバシークレットリゾート向け浮体式太陽光発電プロジェクトが成功裡に完工したことを発表した。同プロジェクトには、GCL SIが供給したTOPCon海洋浮体式モジュール4,200枚以上が採用されている。全面稼働後には、リゾートで必要とするクリーン電力の最大90%を供給し、既存のディーゼル発電機からの置き換えを実現する設計となっている。

本プロジェクトにより、年間最大100万リットルのディーゼル燃料を節約し、2,000トン以上の二酸化炭素排出削減が見込まれており、再生可能エネルギーによる経済的に持続可能なエネルギー自立を目指す島嶼および遠隔地コミュニティにとって、重要な前進となる。

島嶼部における発電は長年、ディーゼル発電機に依存してきた。土地や屋根面積の制約から、再生可能エネルギーへの移行やプロジェクト規模の拡大は困難であり、コスト増や地域経済発展の制約要因となる可能性があった。

海洋表面空間と洋上太陽光資源の最大限の活用、ならびに陸上での太陽光発電所建設に伴う制約に対応するため、GCL SIは豊富な洋上プロジェクトの知見を活用。海洋環境が太陽光モジュールに及ぼす各種条件について徹底的な調査と総合評価を実施し、高い防水性と耐食性を備えた海洋用途(マリングレード)のソリューションを開発した。これは様々な海況に対応可能で、海洋用途向けに特別に開発されたGCL-NT10/60GT単結晶モジュールも含まれている。

高塩分、高湿度、強烈な紫外線、激しい風浪といった過酷な海洋環境に耐えるよう設計された今回のTOPCon海洋用モジュールは、信頼性の向上と運用リスクの低減を実現するため、以下の複数の設計特長を備えている:

  •        耐食性フレーム:フレームコーティングの厚みを増強(5~10μm向上)し、耐疲労設計を採用することで、高塩分の洋上環境下における耐久性と耐食性を向上。
  •        ダブルコート強化ガラス:風浪荷重に対する耐性を高めると同時に、水分浸入と塩分結晶化を最小限に抑え、長期的な腐食リスクを低減。
  •        高防水性ジャンクションボックス:水や塩分の噴霧から保護する設計に加え、放熱性を向上させたダイオードチップにより、発熱課題に対応。
  •        耐候性を向上させた高グラム重量POE封止膜(二層構造):ポリオレフィンエラストマー(POE)封止膜を高グラム重量で二層構造とし、耐候性を強化。防湿性、PID耐性、紫外線安定性を高め、経年劣化を抑制。
  •        4バックル式コネクタ設計:接続部の安定性と密封性能を向上させ、海洋環境下での水分浸入や電気アーク発生のリスクを低減。

本モジュールはTÜVラインラントによる複数の厳格な認証を取得しており、出力劣化率はIEC規格値を大幅に下回る性能を示し、システムの長期的かつ信頼性の高い運転を支える。

この画期的なプロジェクトは、GCL SIの洋上太陽光発電における技術力を示すとともに、島嶼部のエネルギー転換において浮体式太陽光ソリューションが現実的かつ有効であることを実証した。海洋環境に適合した太陽光発電システムによりディーゼル発電の代替を成功させた本事例は、島嶼部がよりクリーンで強靭なエネルギーインフラへ向かう、拡張可能な道筋を示している。モルディブのみでも数百のリゾート島が存在し、世界中には依然としてディーゼル発電に依存する無数の島嶼コミュニティが存在することから、本ソリューションの複製可能性は極めて高い。

GCL SIモジュールの成功裏の導入は、世界中の島嶼部や遠隔の沿岸地域に対し、よりクリーンで強靭なエネルギーシステムへの実現可能な道筋を示すものであり、脱炭素化目標と持続可能な開発の両方に貢献する。

PR ニュースワイヤー